子供が騒がないようにするには
子供が騒がないようにするには
お葬式は、深い悲しみの中行われます。年齢が若ければ若いほど親族の悲しみは大きいものです。今は、平均寿命が延びてひいおじいちゃんやひいおばあちゃんのお葬式にひ孫が参列するのは珍しくありません。通夜は夜に行われることが多く子どもは参列しない場合もありますが、お葬式は昼に行われることが多く子どもも一緒に参列する人も多いです。
小さな子供は、特に葬儀の意味も分かりませんしその時間じっとして座っているのが退屈で仕方ありません。子供が騒がないようにするためには、控え室にいることです。葬儀をする場所の横にはだいたい親族の控え室があり、そこで好きなおもちゃやDVDを持っていき見ていれば、迷惑をかけることなく過ごすことができます。お母さんにとっても深い悲しみの中、子供が騒ぐと大変で周りにも迷惑をかけてしまうので控え室で待っている方が安心です。もし、どうしても参加しなければならない場合は、お葬式の席は決まっていないので後ろの席で参加して騒いだらいつでも出られる用意をしておくことです。
遺族は注意「お葬式ハイ」
大切な家族を亡くすのは心に大きな傷となってしまいます。しかし、残された遺族はお葬式や火葬といった故人を偲ぶ為に悲しんでいる暇がないほど短期間で忙しい日々を過ごします。お葬式に参列してくれた方々から、お悔やみの言葉を受けることで泣き崩れることも出来ず笑顔を見せる方も少なくありません。
偽りの表情を見せて動き回ることで、「お葬式ハイ」と呼ばれる精神状態になってしまうことがあるので注意が必要です。この状態は、忙しさ・悲しさが極限状態になってしまい脳内の興奮物質であるアドレナリンが大量分泌されるために起こります。気持ちが高ぶって疲れも感じにくく、笑顔で参列者に対応している方に見受けられ全ての行事が終わったときに現実を痛感して気持ちが激しく落ち込んで酷くなるとうつ病と同じ状態から抜け出せなくなります。お葬式ハイにならない為には、現実を受け入れて悲しいのなら思いっきり泣いて故人とお別れをする必要があります。