参加して疲れを感じるとき
参加して疲れを感じるとき
客観的な観点からすると、大切な人を失った時に疲れたという感情を持つことに違和感を抱く人もいるでしょう。
しかし実際にお葬式に参列すると、予想以上に心身への負担がかかります。近親者を失ったときには、大切な人を失った心の悲しみは勿論大きくなりがちです。加えて近親者が亡くなった場合は、お葬式を取り仕切る側にいることが多くなります。親戚や近所の方などへの挨拶まわりや配慮が必要になります。故人のことを思うと、参列してくださる方に失礼なことはできないと思うのは自然な感情です。このような気配りが必要な間よりも、葬儀から時間が経過してから気持ちがふっと切れてしまいがちです。結果として、自身が予想する以上に疲れを感じます。また故人と顔見知り程度であっても、お葬式に参列する機会もあります。その場合は、故人の家族や友人たちが悲しむ様子に触れることで自身も感傷的になります。お葬式に参列する際に、ポジティブな場面に遭遇することはなかなかありません。そして葬儀から時間が経過してから、強い疲労感に苛まれることも多くあります。
お葬式は体力仕事!疲れに注意しましょう!
お葬式に馴れているという方は職業で日々携わっている人以外まずいらっしゃらないことでしょう。そんな特別な場所であるお葬式への参加は自分が喪主として行う場合はもちろんのこと、ただ参列して最後の挨拶に伺うだけでも予想外に体力を奪われる行為であるため注意が必要です。これは、肉体的にいつもと違う場所にいかなければならないことはもちろんのことやはり感情的な部分での影響が大きいと言えます。
人は肉体労働をすれば確かに疲れますがその際に感情的な部分への働きかけを受けたときに大きな疲労を感じる傾向にあります。特にお葬式のような場は独特の誰もが明るい気持ちには簡単にはなれない場合がほとんどです。そのため、その空気感を味わうだけでも大きな疲れを感じることがほとんどです。お葬式に参列することはとても大切なことですがご自身の体力に不安がある場合は無理して参加するのはおすすめできません。その分気持ちを込めてその場でなくとも送り出せば良いのです。